うささんとの日々

夫と娘とのゆるふわ3人暮らし。海外挙式・育児・家づくり

新婚旅行11日目:遺跡へ!!!!

8月16日。待っていました、この日を!

サットン・フー遺跡へ行く日です。

 

 

電車を乗り換え、2時間。

聞いたこともないような場所で降ります。

そこから、てくてく30分。

 

 

もしここで迷子になったら、どうしよう~っていうくらい何もない車道を突き進みます。(ほぼ、一本道で良かったけれど)

もちろん、Wi-Fiルーターさんとグーグルマップさんは起動させてあります。

そして!

たどり着きました!!無事に。

 

 

 

サットン・フーは、船墓です。発掘されたときは、こんな感じ↓

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大きな船の埋葬墓が2基。

そして、追葬(人と馬)もあります。つまり、大きな群集墓の遺跡です。

 

 

 

ここからの多数の出土品は、大英博物館で陳列されています(先日、見てきた)。

仮面が有名です。

サットン・フーの何がすごいかと言うと、

アングロサクソン時代の王レッドウォールドの墓ではないか、と推定されている重要な遺跡だということです。

(サットンフーにも資料館があり、レプリカが陳列されています)

 

 

 

イギリス人が沢山!!

⇒特に子供づれ。学童期の。

 紙やら鉛筆を持っていたので、夏休みの課題ではなかろうかと思われる。。。

東洋人はさすがに、私たち以外はいませんでした。

日本でいえば、奈良の明日香村のようなイメージなのかな。

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 ↑ これが、発掘したピットの様子。

 右が馬(追葬)で、左が人間(埋葬者)です。

 

 

 

 

現在はこんな風 ↓ になっていて、日本の古墳のようです。

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十分見回ったあと、てくてく30分かけて駅まで歩き、電車に乗って戻ってきました。

 

 

 

 

ロンドン着。

時間があったので、自然史博物館。

恐竜かっこいい!!

入口のホールから、こんな風にお出迎えしてくれるのが素晴らしいです。

何回見ても素敵。

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新婚旅行10日目:ロンドン観光

8月15日。

旅も折り返しの日を過ぎ、本日はロンドン観光です。

 

 

 

午前中は、グリニッジへ行きました。

天文台です。

(…すでに、ロンドンから離れていますが・・・)

地下鉄で行きました。

オイスターカード(市内の地下鉄・バスが自由に乗り降りできる)有効活用!

→夫・がうくんが、日本で事前にネットで買っておいてくれました。

 

 

 

 

目的場所の子午線は、入場料を払わないと入れない門のなかにあります。

中国人でいっぱいでした↓

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もちろん、中へ入って写真を撮ってきました。

 

 

 

日程が押しているので、急いでロンドンへ戻ります。

12時20分から、赤のダブルデッカーで市内の見どころを走りながら、アフターヌーンティを楽しむというツアーに参加する予定です。

ところが!

 

 

 

集合場所に行くために、おりる地下鉄の駅を、がうくんが間違えました。

そして、Wi-Fiさん出動!

ケータイでグーグルマップを起動させ、道案内をしてもらって進むことに。

それなのに!!

方向音痴のがうくんは、矢印とは反対の方角へ進んでいることに気づかず・・・。

困って、私にケータイを丸投げ。

このとき、すでに12時をすぎていました。

 

 

 

 

2人で、地下鉄の駅を2つ分走ります。

ナビゲート役は、私。

集合時間が刻々と近づいていきます。

「もうダメだったら、いいよ~。別ので」と言う、がうくん。

(良くない!絶対行くもんー!と、心の中で妻)

そして、ぎりぎり1分前に、集合場所を発見!!

 

 

 

よかったーー!

はぁぁぁ、間に合ったーーーー。

 

 

 

ダブルデッカー(2階建てバス)がやってきました。

可愛いー。

赤とピンクを基調にした内装。

テーブルには、3段のティースタンドが用意されていて、テンション上がりました。

絶対、女の子は好きだと思います!!

 

 

ウェストミンスター寺院やビック・ベンを通りこし、ケンジントン公園の脇をバスは走ります。

とても楽しかったです。お腹も満腹。

 

 

その後、トラファルガー広場から、てくてく歩きました。

ホースガーズを見たりしながら。

そして、セント・ポール大聖堂を回り、挙式をした教会へももう1度行きました。

結婚何十周年かの記念に、またここへ戻ってきたいです。

 

 

そして、ちょっと行ってみたいなーと思っていたテンプル教会へ。

見学終了は16時。

お、ぎりぎりだねぇ~と入ったところ、受付のおばさまに

「もう終わりよ、」

と閉め出し・・・。

がうくんは、妻が呆然としているところ、つかつかと歩いて行って

「どうして。まだ、5分ある。入れて」

と言ってくれました。

「あと、3分だけよ」

と言い、おばさまは入れてくれました。入場料さえ取らなかった。

 

 

 

やったー!!

がうくん、かっこいい!!!さすが!

 

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テンプル騎士団だ~。

落ち着いて見たかったのだけど、すぐに退場させされました。

(3分間とは無情です。。。)

新婚旅行9日目:ロンドンへ戻る

8月14日。ヨークからロンドンへ戻ります。

荷物の大移動。

スーツケースは3つ(ドレスとタキシードの入ったスーツケースが余計です)。加えて手荷物もあるので、本当に大変でした。→夫のがうくんが。

イギリスはバリアフリーが徹底されていません。

力持ちのがうくんは、大きなスーツケース2つを一気に持ち上げ、長い階段を上り下りしてくれました。車いす生活の人たちは、どうしているんだろう・・・。

 

 

 

ロンドン着。

ホテルに荷物を置いて、コヴェント・ガーデン。

日曜なので、パブに入ってローストビーフを食べました。

(私は、ローストチキンにしました)

 

 

 

再度電車に乗り、大学の町ケンブリッジへ。

ケム川下りも体験してみました。

漕いでくれたのは、学生さんとおぼしき、若い女の子。

大変そうでした。

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2時間かけて、のんびり。

対岸にある数々の名カレッジの説明も聞くことができました。

 

 

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そして、17時。

(たいていの入場が終了する時間)

 

 

 

残念ながらトリニティカレッジには、入ることができませんでした。

(入ろうとしたら、警備員さんにダメ!と言われて戻ってきました。

 白い服のおじさんです。。。)

 

 

わーーーーん。

 

新婚旅行8日目:ローマの長城

8月13日。ハドリアヌスの城壁へ。

これは、がうくんがとっても行きたがった場所です。

ローマ時代の遺構はなかなか見られないので、大賛成でした。

 

 

ヨーク→ニューキャッスル

カーライル行きの鉄道に乗り換え。途中下車で、バスに乗ります。

バスは1時間に1本で、ローマ時代の遺跡の場所を点々と結んでいます。

 

 

 

遺跡(ハムステッド)へ着きました。

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緑に城壁跡が映え、とっても美しかったです。

ローマ時代の貯蔵庫・トイレ・病院の遺構もありました。

また、1時間に1本しかないバスで帰る予定で、夫を急がせそうとしたのですが、当のがうくんは「まだ大丈夫だよー。焦らなくても」と余裕のひと言。

その目の前でバスが発車。

ああ~!!

がうくんは、ひどく落ち込み(なにせ1時間に1本)しょげていました。

 

 

 

 

 

ずいぶん待ってバスに乗り、鉄道駅に戻りました。

ニューキャッスルへ。

この電車は、どうやらサッカーのファンが多数乗っているらしく(ニューキャッスルで集合か?)大変な騒ぎ。

赤いユニホーム姿が、あちこちに見られます。

かなり興奮しているらしく、わーわーやってます。

初めて、こんなにうるさい電車に乗りました。

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がうくんは、ニューキャッスルのこの橋が見たかったのですが、

(カッコイイ、とガイドブックを見て、しきりに言っていました。)

私は建築にはあまり興味がなく、行きすがら見たダラムへ早く行きたいな~と思いながら、適当な返事をしていました。

 

 

 

すると、、、超不機嫌さんに。

 あーあ。

 

 

 

ご機嫌を直して、ダラムへGo。

広場でカップケーキを買いましたが、生クリームがベトベトしていて、途中で気持ち悪くなりました。

食べ過ぎ注意です。

見た目よか可愛くない。

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新婚旅行7日目:ピーターラビットに会いに。

8月12日。湖水地方へ。

まずどうやって行けば最短ルートなのか分からず、駅のチケット売り場で尋ねました。

ヨーク→マンチェスターウィンダミア

このルートが良く、電車の出発時間も調べて印刷してくれました。

とっても親切。

 

 

 

ウィンダミアからは現地発着ツアーがあるそうなので、とりあえず

「着いてから、インフォメーションセンターに行こう!」となりました。

7:30出発し、スムーズに11:00にウィンダミア着。

 

 

 

インフォメーションセンターで、行きたいツアーを探す。

申し込みます。

が。

→今日のツアーは売り切れ、とのこと。

→加えて、明日の分ならありますよ、と。

えええーーー!??

明日も来いと?!無理です、時間的に!!

せっかくここまで3時間もかけて来たのに~~!

 

 

 

 

それで、夫・がうくんは不機嫌さんに。

ちゃんと回りたいなら、日本から予約すべきだったでしょ、というわけ。

はい、ごもっともです。

 ちーん。

 

 

 

湖水地方の見どころを効率よく回れるツアーには参加できないので、

鉄道駅から出ている、バス+船の1日乗車券を購入し、どうしても行きたかったヒル・トップ(ピーターラビットの故郷)だけには向かうことに。

 

 

 

バス→湖の前で下車。

ヒルトップ行きのボートに乗ります。

(乗船したのは、私たちだけでした。みんなツアーで行くのだろうか??)

船着き場から、ミニバスに乗ります→ヒルトップ下車。

 

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入場制限があるため、入場チケットを買って1時間くらい待ちました。

その間に、周辺(またまたFoot Path)を歩いて楽しむことに。

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Foot Pathを歩いていくと、同じように旅をしている様子のご夫婦(たいてい白人)や

犬連れの人とあいます。

この教会までは、片道20分ほど。

雨もあがって、とてもよかったです。

そして、時間通りにベアトリクス・ポターの家(ヒルトップ)へ。

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まるで、本当にピーターラビットが出てきそうなところでした。

家の前には、畑もありました。

その後は、湖畔の町まで戻り、ピーターラビットの博物館へ。

そして電車に乗って、ヨークまで帰りました。

ツアーには行けなかったけれど、十分満足です。

 

 

博物館で、がうくんが面白がって撮った1枚↓

(「お母さんが、ピーターをつるしあげてる~」byがうくん) 

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新婚旅行6日目:ムーアへ!

8月11日。

ここが、私の前半の1番の山場です。

なにせ、ずっと来たかったムーア(荒野)が見られるのですから。

 

目的地は、ハワースという町。

ブロンテ姉妹の故郷として知られています。『嵐が丘』の。

 

 

ヨーク→リーズ→ハワース。

途中で、この旅2度目の蒸気機関車

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そして、ハワースへ降り立つ。

少し雨が降ったり止んだり。

20分ほど歩いて、ブロンテの家に来ました。

中は博物館になっています。

 

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そして、念願のムーアを見に歩き出します。

しかし!

ここで大きな問題が!!

私たちは『地球の歩き方』に載っている、1/3ページほどの大きさのハイキングコースの地図しか持っていません。。。

しかも Foot Path と書かれた看板があちこちにある。

 

 

 

方向音痴の夫との海外の旅。

しかも(ほぼ)地図なし。

不安を隠せません。

 

 

 

地図を読んでだいたいの方向の検討をつけ、適当に歩いていくと、なんとなくそれらしき風景が眼前に!!!

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わー!綺麗すぎる!!

 

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これがヒースの野ではないかと思うのですが。

 

 

小学生の時に、バーネットの『秘密の花園』を読んでから、

ブロンテの『嵐が丘』まで。イギリスの原風景ってどんなのだろうって、ずっと憧れていました。

とても感動しました。

遠かったけれど、来て本当に良かったです。