うささんとの日々

夫と娘とのゆるふわ3人暮らし。海外挙式・育児・家づくり

新婚旅行4日目:ロンドンでの挙式当日

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8月9日。

挙式当日です。

 

朝6時ごろ起きました。

日本で、こっそり書いて隠していたお手紙をがうくんに渡しました。

嬉しそうに読んでくれて、私も嬉しい気持ちになります。

 

 

ホテルの朝食を食べに行きました。

7時に母が私たちの部屋に来て、日本人美容師さんによるヘア&メイク。

参列する女性陣(私の母、夫の母と姉)には、ヘア&メイクをオプションで付けてもらいました。国内での式だったら、主役の母親がヘアセットなしなんて、絶対考えられないでしょうし。

 

 

 

その後、8時から私のヘア&メイク。

日本人の方なので、とっても安心。RMKの化粧品の可愛さについて、ひとしきり語り合う。。。10:00ぎりぎりに終了。

 

 

その間、アシスタントさんだという人たちが何人も部屋へやってきました。

昨日の打ち合わせでは、そんな説明なしでした。

知らない人たちが、ぞくぞく部屋に入ってきます。

ブーケと髪飾り用のお花も届けられました。

(ここまで登場したのは、ぜーんぶ日本人)

昨日の若いアシスタントのお姉さんがひとり、私のドレスの着つけを助けてくれました。リージェンシーグループ(ウェディング会社)の説明ではドレスの着付けは、自分でお願いします、とのことでした。

アシスタントというのは、挙式がうまく進行するように補助する役で、花嫁の介添えではない、とのこと。私もそれで納得していて、自分でやろうと思っていたので、ちょっとびっくりです。

 

 

がうくんは、ひとりでさっさと自分用の黒いタキシードを着ていきます。

髪の毛も自分でやっています。

えらいなぁ。

 

 

 

そして、ホテルのロビーに両家とも集合。

エレベーターに乗ったときに、一緒になった見知らぬ白人のおばさまが、「綺麗よ。おめでとう」と言ってくれたのがとっても嬉しかったです。

 

 

 

 

送迎車で教会へ。

セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会。

ロンドン市内で1番古い教会だそうです。

ベールダウンを母にしてもらい、牧師さんについて父と祭壇へ歩きました。

父は何度も私のドレスの裾を踏み、こけそうに・・・。

(歩く練習なしだから、しょうがない)

 

 

 

式は滞りなく済みました、あっという間に。

私が、例の英文を間違えた他は。→両親に真っ先に指摘されました。すごく嫌でした。

例の英文とは、指輪を交換するときにそれぞれが言う言葉です。

I give you this ring as a sign of our marriage.

With all that I am and all that I have, I honour you, In the Name of God.   

 

 

 

 

あとは記念写真を撮って、またホテルへ。

記念撮影は、フォトツアーではありません(フォトツアーはしませんでした)。

家族との記念撮影です。

着替えてタクシーに乗って、レストランでみんなで食事。

タクシーの前で、がうくんがリージェンシー・グループの既定の謝礼金をアシスタントさんたちに渡してくれました。

はっきり言って、何のために来たのかよく分からない人(みんな日本人。結婚式に通じているわけではなさそう・・・)もいて、急きょ謝礼数を増やすことになり、バタバタしました。アシスタントさんだけでも6名いました。

私たちは前日まで、日本人アシスタントは2名だと聞いていたのに。

慶事や弔事になると「人が増える」っていうのを身をもって体感しました。

 

 

 

レストランは、ル・ガブローシュ。

少し暗がりで雰囲気がよさそうだったので、ここでお願いしました。

ウェディングケーキも付けてもらって、家族の前でケーキカットもしました。

チョコレートケーキでした。

 

 

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その後、家族と別れて、16時半には閉まるとおぼしきディケンズの家へタクシーで。

2回目です。

が。

閉館は16時!!!

がーーーん。

結婚式のしめくくりが、閉め出しなんて。

がうくんは、ショックを隠し切れませんでした。

新婚旅行3日目:式の打ち合わせ

8月8日。

9:00から明日の式の打ち合わせ。

日本人アシスタントさんがホテルに来てくれると言うので、その前にハイド・パークへお散歩。

 

すると、沢山の鳥さんたちが優雅に、川で泳いでいました。

よーく見ると、遠くで人間も泳いでいます。

ヒレとか付けて、しかも数人。

朝から?!

羽とか浮いているのに?!

きたなーい!!!!

 

 

9:00.ホテルの部屋。

アシスタントは、おばさまと若いお姉さんの2人でした。

英語&訳付きの式次第を渡され、英語で式が進行することと

私たちが言うべきセリフを教えられました。

 

 

練習(もちろん、英語)。

がうくんは得意の短期記憶を発揮し、自分が言うべき3行の英文をしっかり覚えました。すごいなぁ、さすががうくん。

かっこよすぎです。

しかし、妻は嫌いな英文暗記に全くやる気が出ず・・・

なかなか覚えられない(どうしよう)。

 

 

 

打ち合わせは1時間ほどで終わり、明日のためにホテルを移ることに。

その後、お出かけ。

まずはホテルのすぐ近くの大英図書館

本好きな二人なのでテンションがあがりましたが、PASSがないので一冊も閲覧できません(無念すぎる)。

そして、がうくんが「絶対行きたい!」ディケンズの家。

月曜は閉館でした。あーあ、残念。

 

 

気を取り直して大英博物館へ。

もちろん観るべきは、ロゼッタストーンからのエジプト、ヌビアです。

アメンヘテプ3世!!

ヌビアのCグループの土器の数々!

ナルメル王のパレット!

ヌビアの首長たちによる朝貢図!

 

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ウルの遺物やルイス島のチェス駒を一通り見て落ち着いたら(妻が)、

がうくんの気になるギリシャパルテノン神殿へ行きました。

がうくんは、裸の彫像がお気に召したらしく、あっちへ行ったり

こっちへ行ったりして、写真をばしばし撮っていました。

 

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最後に、シャーロックホームズ博物館へ行きました。

そして、リージェンツ・パークへ。

中の野外劇場では9月に「高慢と偏見」をやるそうです。

いいなー、観たいなあ・・・。

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新婚旅行2日目:イングランド

8月7日。

ロンドンから、ワイト島へ観光に行きました。

 

 

電車でポーツマスまで行き、フェリーで島へ渡ります。

曇天で肌寒く、私は長袖パーカーを着ているのに、がうくんは半そででした。

風邪をひきそうで、心配でした。

 

 

ワイト島につくと、晴れてきてリゾート的な雰囲気になってきました。

南仏・・・のような。

 

そして

私が「どうしても乗りたい!」と言った蒸気機関車に乗りに行きます。

まず、バスでWottenまで行きます。

おじいさんの駅員さんから、切符を買いました。

いつ列車に乗れるのかはっきりしなくて不機嫌ながうくんを尻目に、私はこれから乗る機関車にわくわく感を抑えきれません。

 

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そこへ。

しゅーっと煙を吹きながら、機関車さんがやってきました!

 

 

わー!可愛い!!

中も20C初の雰囲気で、まるでセイヤーズの小説のよう!

片道分乗って楽しみ、バスでいったん街へ戻り、次はヴィクトリア女王の別荘へ。

豪華~。

庭も海が見えて、きれいー。ずっとお散歩していたい!

 

 

 

ですが、昼食を摂っていなくて気持ち的にへろへろでした。

特に、がうくんが。

最後に、ここのCAFEでパンとソーセージと紅茶をいただき、元気回復。

 

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良かった良かった。

ひもじいと、何のやる気も起きないものね。

新婚旅行なのに、おなか減って悲しかったとか嫌です、うん。

 

新婚旅行へ出発!

8月6日、関空から飛行機に乗りました。

神戸空港からのベイシャトルに乗り(初めて)、スムーズに着いたのですが、

関空は人がごった返していました。

危うく、がうくんと離れそうに…。

がうくんは都会育ちなので、人混みをすり抜ける技を持っています。

 

 

がうくんが航空券の発券のためにカウンターへ並んでいる間に、ドレス&タキシードの入ったスーツケースを宅配で受け取ることと、Wi-Fiの受け取りが、私のミッション。

けれど、あまりの人の多さに手続き自体に時間がかかりそうで、結局がうくんのもとへ戻ってしまいました。。。

航空券をもらったあと、Wi-Fiは私が受け取りに行き、スーツケースの宅配受け取りはがうくんにお任せすることに。

待ち合わせ場所を決めて、いったん別れました。

 

 

集合。

 

 

大きい!

ドレス屋さんから送られてきたスーツケースが大きすぎる!!!

到底、手荷物で機内には持ち込めない大きさです。結局もう一度カウンターに並びなおし、預け荷物にするほかありませんでした。

「手荷物用のスーツケースにします」と、ドレスのレンタル屋さんは言ったのに!

他にも沢山の荷物(スーツケース2こ+手荷物それぞれ)を抱えていた私たちは、当初の予定が狂って、ショックでした。

出発ゲートへ急ぎ歩きながら、ドレスのレンタル屋さんに電話をします。

開店と同時です。

残念ながら、謝罪はありませんでした。

ドレス&タキシードのスーツケースを持ち帰る日程の変更だけお願いしました。

 

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搭乗した飛行機は、なんとビジネスクラスでした。

(勝手に、グレードアップしていてビックリ。

 普通にエコノミークラスでの旅の予定でした。)

足がゆったりなのと、デザートがお皿にのってでてきて、テンションあがりました。

人生初のビジネスクラス!すごい!嬉しい!!

 

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ウェディングの映画まで観る余裕がありました。

(いつもなら、飛行機酔いするので薬を飲んで寝てしまいます。。。)

Veraのドレスがチュールふわふわで超可愛かったです。

 

 

London着。

鉄道で市内へ。パディントン駅でおり、予約しているホテルを探していると、

紺色のブレザーを着た小太りの見知らぬおじさん(外国人。袖がほつれてよれよれ)が、ホテルを知っていて、案内してくれるという。→あやしそう。

なんだか不安になりながらしばらく付いていくと、道の角で2人組のお兄さん(私服)に出くわしました。

いきなり、警察バッジを見せてきて「パスポートを見せろ」という。→あやしそう。

紺の服のおじさんはパスポートと財布をチェックされ、どこかへスッと姿をくらませました。

 

 

 

次は私たち。

パスポートを出す。確認。

その次は財布。開いて、臭いをくんくん。

 

 

がうくんは素直に財布をだしたけれど、私はもし偽警官だったら・・・と思うと

怖くて、「財布はない!」と言いました。

で、カバンの中身をチェックされる羽目に・・・。

しかし、持っていた財布が小さくてカバンの奥底にあったために見つからず、ホッ。

 

 

結局お金は盗られることなく、2人でまたごろごろスーツケースを転がしながら

ホテルを探します。

と、そこへ。

レストランから出てきた私の両親と鉢合わせ。

びっくりでした。しかも泊まっているホテルが二軒隣。

 

両親がやたらと「アイスを食べに行こう!」と誘うので、

がうくんは付いていくことに。

私はもう疲れていて、ホテルでぐったり。

 

 

がうくんは、アイスではなくアップルパイを食べてきたと言い、母が好きそうなパイをお土産に持って帰ってきてくれました。

はー疲れました。 

日本で披露宴をしない

海外挙式、と聞けば、たいていの場合は

「帰ってきてから2次会ね」

となるそうなのですが、私たちは違います。

 

 

海外挙式(招くのは家族だけ)+新婚旅行のみ!

 

 

日本では、何も開きません。

一応、二次会も最初は考えており、ウェディングフェアらしきものにも行きました。

ゼクシィのサイトから申し込んで。

でも思った以上に高額(自分たちの持ち分だけ計算しても、予算をオーバー。

150万円くらいだったかな・・・)

で、また誰を呼ぶか問題が発生です。

 

 

 

以前にも書いたように、夫・がうくんは就職するまで東京を離れたことがなく

私は現在に至るまで関西から一歩も動いておりません。

互いの親戚や友人も、関東中心と関西中心。

なんの接点もなし。

こっちを立てれば、あちらが立たず・・・。

それで、結局は2次会自体をやめることにしました。

これで、ずいぶん金銭的に楽になったのではないかと思います。

最終、試着(ドレスとタキシードの)

10:00からお店で、ドレスとタキシードの最終試着でした。

残念なことに、ちっとも痩せなかったです。

ドレスを決めてから、この半年・・・。

「みんなすっごく痩せる」と聞くのに。なぜ?!

 

理由は明白。

外国挙式だから。

日本での結婚式みたいに、手作りしたり出向いて&打ち合わせしたり、、、は一切ありません。

本当に、何もなし(メールと電話数回だけでした)。

だから疲れることも一切ないし、忙しいことも一切ないのです。

ゆえに、痩せない。。。

 

 

 

ドレスの試着のお話に戻します。

着替えて、少し歩き方の練習(店の中を2周)。

あっけないほど、短時間でおしまいでした。

 

 

外国に持っていくので、スーツケースに入れて空港まで宅配してくれます。

手荷物として飛行機に持ち込む形。

 

 

 

帰りに、ウェディングドレスの有名なお店・トリートを発見!

雑誌で見て、ずっと憧れていました。

夫・がうくんにお願いして、ウィンドウ越しに、眺めます。

すっっっっっごい可愛いーー!

いいなぁ。

 

 

 

ため息が出そうでした。

外国挙式じゃなかったから、絶対ここのドレスが着たかったです。

ずっと見ていると諦められなくなるので、おしまい。

 

 

今週末には、飛行機でロンドンです。