そばで進行中の残念な国際結婚を、眺める姉
(家族は反対していないのに)
だましうちのように、できちゃった国際結婚をした妹。
ミックスの子どもと、白人の夫を連れて帰省中です。
ここまで、この残念な国際結婚について長々と書いているのですが…
(私は国際結婚自体を否定しているわけではありません)、妹夫婦のどうにも
疲れる言動(?)に付き合い3日目にして、戦線離脱(実家に近づかない決心)。
ちなみに。
両親はどうかというと我が家に迎え入れて歓待し、なかなか帰ってこなかった娘との再会を喜び合っているようで。。。
父は、孫を抱けたので満足。
母は(ちょっとミーハーなところがある)、妹の夫から馴れ初めや結婚の経緯を聞き、最後に「妻と子供を守っていきたいと思っている」と言われ、うるっときたらしく、彼と抱き合って泣いたのだとか。。。
「お母さん、彼と分かりあったわ~」
と、私に語る。
・・・よかったね…。
いろいろ突っ込みどころは多いけど、本人たちが良いなら、もういいや~という心境です。
そうそう。
外国の(この場合、欧米ですが)出産・育児が日本と違いすぎてびっくりしたので、ここに書いておきたいと思います。
まず、妊娠生活。
日本と違い、全く体重制限をされないこと。
(おかげで妹は、細身のくせに妊娠期間で16キロも肥ったそう)
「えぇ~、なんでも好きに食べて良いって言われるよぉ」
すごー。
日本のように検診のたびに、体重チェックをされキリキリしたことなど一度もないそうです。羨ましいぜ(妙にお腹が空くのと体重制限で、ゼリーでなんとか頑張った私)。
現在、妹は妊娠前+8キロ。赤ちゃんは五か月。
痩せるのに、大変そうですが。。。
そして、出産にかかる医療費は完全にタダ(国によるんでしょうけど)。
国からの補助が出て、でも妊娠から出産までなんだかんだと約30万円支払った日本の私とは大違い。
…そりゃあ、子供も増えるよね~(少子化、バンザイ~~!)。
加えて、大半が無痛分娩とのこと。
(残りは帝王切開)
日本のように痛みに耐えきるなんて、考えられないそうです。
「信じられない!」
と妹の夫。
「妻は全然痛みを感じなかったんだよ。君はかわいそうだね」
へー。
じゃ、日本の出産はかわいそうってことなのね。。。
「麻酔を使うから、赤ちゃんは2週間くらい眠りがちになるけどね~」
…日本で出産をしたわたしには、そっちの方が怖いと思いますけど。
そして、カフェインとアルコールについて。
妊娠中も授乳中も、日本では絶対にやめるように言われる飲み物です。
もちろん、たばこも。
ビール。ワイン。チューハイ。
少量のコーヒーや紅茶はまあ、オッケー。
日本では妊娠が分かったとたん、それまでの嗜好品を捨て去らなくてはいけません。
授乳期間も入れて、約2年間ほど。
でも、外国の出産育児中の妹は、がばがば飲みます。
コーヒーも。
あと、ビールも。
現在、授乳中だけど。全く気にせず。
「だって飲みたいのに、どうしてそんな馬鹿なこと気にしなくちゃいけないの?」
と言われ、絶句。。。
(赤ちゃんのためですよ!!!)
そして授乳中の食事は、和食が良いと言われていることを話すと、
「うわあぁ~サイテー!!!ケーキやパイもなし?良かったぁ、日本じゃなくて。
そんな堅苦しいの、やってられないわぁ」
と妹。
・・・そうでしょうね。
外国は和食文化ではありませんからね。
夕食のたびにケーキを食べるという妹に、私はちょっと思いました。
・・・乳腺炎が怖くて、そんなことできないな。。。
総じてアバウト。
でもなんだか、楽しんでいるようにも見えます。
育児や出産も。
私の子育て2年間を振り返ると・・・楽しくなかった(方が多い)。
育児には我慢も多く、自分の痛みやだるさとの闘いでもありました。
ストレスフルです。
ママになるっていうのは、それが当たり前なんだと思っていました。
なので、ここでも衝撃。
日本では、神経質な子供が多い(特に第一子)のもなんだか納得です。。。
神経質は、ママの努力の結晶です!
多分。
ハーフの子どもの名前
国際結婚をした妹。白人の夫と子供を連れて、帰省中。
観光からの帰りの車中(勿論、運転は私です)。
行きと同じく、英語の嵐です。
フツーの日本人である私には、かなりの苦行。
聞き取れないことも多くて、生返事。
(高校生から何度かホームステイや語学留学へ出かけ、英文科へ進み、ワーホリに行った妹は、昔から英語が大好きでした。→こういう日本人は、少数だと思う。)
私は英語が大の苦手で、ホームステイどころか海外へ出かけたことだって数えるほど。
ほとんど会話にならないので、妹夫婦の赤ちゃんの名前について尋ねてみることに。
(2人に喋らせておけば、その間、私が英語をしゃべる必要はないでしょ~と、できるだけ長くなりそうな話題をふってみた)
「ファーストネームのほかに、ミドルネームもあるよ」
と妹(もちろん、英語で)。
「ぼくの国では、ミドルネームは赤ちゃんの親戚からもらうことが多いんだ」
と妹の夫。
「そーそ。わたしが妊娠中に、彼のお母さんがエイダっていうんだけど、、、エイダってつけて、是非赤ちゃんの名前に入れて!って、ほんと~うるさくって。それってさぁ、日本でいうなら、『山田 道子 あおい』ってことでしょ??あおいが子供のファーストネームだったらさ。うぅっわあ!!!!ださ~!!最低!うざいし、キモすぎる!一体、いつの時代よ?!」
急に日本語でまくしたてる妹。
思い出して、腹が立っている模様。
「可愛い赤ちゃんに、そんなダサイ名前つけたくない!!」
「僕たちのベビーが生まれる前に、僕は母に、きちんと断ったよ。あなたの名前をミドルネームにつけないって」
なんだか、妹に謝るように、あわてて妹の夫がそう言ってとりつくろった。
どうやら、妹の怒りをおそれてるようだ。
なるほど、それで2人の赤ちゃんには、やたらと風変わりな(和風とも言える)名前がついているのか。
私は沈黙。
普通、ミドルネームって家族や親せきの繋がりや将来の後見、祝福をあらわしたりするものだと思っていた私は(大学でヨーロッパ史を専攻していたので、そういう変な知識だけはある)、妹の発言にびっくりし、それを受け入れた妹の夫にも衝撃を受けました。
・・・向こうのお母さん、残念だっただろうな。
日本で育てる気もないし、バイリンガルにすることも考えていない子供に、和風の名前をつけるとは・・・。
なんだか釈然としない私でした。
いざ、観光へ
国際結婚をした妹。赤ちゃんと夫を連れ、実家に長期滞在。
突然ですが、私の実家は超田舎にあります。
つまり、車がないと生活がなりたちません。
赤ちゃん連れでやってきた妹夫婦は、運転しません(ペーパーです)。
なので、どこへ行くにも実家の母がアッシー君よろしく、車を出していました。
帰国して、1週間。
実母も、もてなし+毎日のドライブにとだいぶん疲弊してきたので(実母は仕事もしている)、私たち夫婦が、休日を使って、妹夫婦を観光に連れ出すことに。
2組の夫婦と赤ちゃんと幼児。
チャイルドシートやベビーカー2台ずつ、ちょっと出かけるだけで大荷物なので、2台で行くことに。
1台目は私の夫が運転し、うちの娘ぷくちゃんと乗ります。
2台目は私が運転し、妹夫婦と赤ちゃんが乗ります。
なんか、イヤな予感・・・。
そうです!!
車内はすべて、英語。
英語、英語、英語の嵐でした(オーマイガー)。
しかも、妹とその夫はいつもの調子で喋ってるらしく、速い!
(つまり、聞き取れない・・・)
しかも、ところどころ私にも会話をふるから、運転中で、混乱中・・・。
冷や汗な、行き帰りでした。
・・・つ、つらすぎる。
どんな拷問だよ?!って思いました、本当に。
着いた観光先は、地域でも有名な歴史建造物。
もともと歴史が好きな私は、片言の英語と妹の通訳に頼り、妹の夫に説明をしてまわりました。まるで、ツアーガイドのように。
でも、なんか反応が薄い・・・。
つかれたのかな~?
それともつまんないのか?
…その間、私は娘に時間がさけなかったので、私の夫が相手をしていてくれました。
本当に感謝。
そして、この日ずっと一緒にいて びっくりしたこと。
私は、欧米ではレディーファーストが徹底されていて、男性は育児・家事に積極的だと思っていました。
ですが、その国で育ったはずの妹の夫は、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこすることもなく、ベビーカーも押さず、オムツも替えず、妻が狭くて危ない階段を上り下りしても手伝わず、荷物さえ持たない。
私が「妹を手伝ってあげて」と、言ったのですが肩をすくめて終わりでした。
彼は、ひとりで後ろからふらふらついてきて、日本の伝統建築に「ワォ!ビューティフォ~」とか言っていました。
あと、妹がベビーカーを押しているときに、妹と手をつないだりはしていたな。うん。
へ~。
欧米人でも、日本風の(ひと昔前の)男性なんだな、って思いました。
外国人が家族になったら
妹が突如、外国人と外国で結婚し、出産。
家族(白人男性+ミックスの赤ちゃん)を連れて、実家に宿泊。
3週間。
もちろん、妹の夫は日本語が全く話せないので
(妹がワーホリ中、現地で知り合った男性ですから)
実家の玄関ドアを開けた瞬間から、全員英語。。。
外国生活が長い妹と英会話教室が趣味の実母、海外出張にも行く私の夫。。。
私のアウェイ感が半端ない感じです。
私はよくあるフツーの日本人で、英語が聞き取れるわけでも話せるわけでもない・・・。(語学)留学経験もなし。ホームステイにも行ったことがありません。
そして、学生のときは英語が大嫌いでした。
英語から離れて15年以上。
簡単な単語さえ、あやふや。。。
「えっと・・・あの~、そのぅ~」
そんな感じ。
私、何しに来たんだ?!実家へ。
あ、妹に結婚&出産祝いを渡さなきゃ・・・。
へーーなるほど、ミックスの赤ちゃんってこんな感じなんだ~。
自分の血縁のはずなんだけど、なんか実感わかないなぁ~。
ぐるぐるとそんな考えだけが頭の中を回っています。
2歳になる私の娘は、超ハイテンションの妹と背の高い白人である妹の夫に
びっくりしたようにかたまっていました。
(そうだよね~、だって全部英語だし)
妹夫婦が抱っこしようとしたのですが、逃げ出し、完全に拒否。
妹夫婦の赤ちゃんは、いつもにこにこしていて、あまりの良い子ぶりに
これまた衝撃。
(うちの娘は、授乳とお昼寝以外はほぼ泣き叫んでいたので)
大人しくて、本当にいい子。
「飛行機の中でも泣かなくて、嬉しそうだったよ」
と、妹。
すご~~い。
こんな赤ちゃんなら、毎日「可愛い~♡」てできるよね、、、と思いました。
私には、可愛くて可愛くて、と娘を思う余裕はありませんでした。
必死だったなぁ。・・・遠い目。
一般的な赤ちゃんって、こんなに大人しくてにこにこしていて、いい子なのだろうか。
それとも、外国で外国風に育てるとこういう風になるのだろうか。
ちなみに、妹夫婦は子供をバイリンガルにするかは決めておらず、2人とも英語で赤ちゃんに話しかけています。
「こっちにくる飛行機で、日本人母とミックスの子が乗ってたんだけど、ママが必死で日本語を話してるのに、子供はぜーんぶ英語で答えてんの。ありえなーい。
わたし、そーゆーのイヤだし~」
と妹。
でも、妹夫婦の赤ちゃんの名前は、日本風なのです。
なんか変な感じ。
家族の国際結婚って、こんな感じなの?
おうちの話は、いったんお休み。
今日は、私の妹の話です。
妹は、30歳を少し過ぎたころ、仕事を辞めて突然ワーキングホリデーに出国。
一時帰国のたびに何度か、両親が帰ってくるように説得したようですが、聞く耳なし。すぐに現地で(外国人の)彼氏ができ、、、
いろいろあって5年が経過。
彼女の一時帰国に、その彼氏が一緒ということもありました。
(そのとき2週間くらい、うちの実家に泊まっていた。二人で)
親密な様子の2人に、もちろん、両親は「将来は結婚の予定なのか?」と聞いたそうです。
英語で(彼は日本語が全くできない)。
母は英会話教室へ行くのが趣味という人なので、日常会話に困ることはありません。
「ぼくたちの仲は今非常にいい状態なので、口をはさまないでほしい」
と彼氏。
それってどういうこと・・・?!
で、今年の春に
「お母さん、わたしお腹に赤ちゃんがいるの~」
と妹が、爆弾発言。
なし崩し的に、その彼氏と結婚することに。
もちろん、もう家族が口を挟める状態ではありません。
異国で結婚、出産。→育児。
計算してたのだろうか?!
「みんなに赤ちゃんを見て欲しいの~。すごく可愛くて、彼と毎日可愛いね♡って言ってる」
と妹は何度も電話で言い、夫婦と5か月の赤ちゃんで帰国。
実家に居候生活を3週間することに。
彼らが来る前の準備には、気をつかいました。
私の両親のお願いによって、私もかりだされることに・・・。
私と夫は、外国からくるという赤ちゃんのために、私たちが使っていたチャイルドシートを両親の車に取り付けたり、ベビーカー(私たちが娘に使っていたものを貸しました)を運んだり、使い方を両親に説明したり・・・。
それから、いずれきて欲しいなと思いながら置いていた私たちの第二子のための(娘があまり着ずキレイな状態の)ベビー服やスタイを、妹夫婦に譲ることに。
やってきて3日後。
実家の母より連絡。
夫と娘を連れ、妹夫婦+赤ちゃんに挨拶に来るように、と。
私は、そうして外国人の義弟と初対面をすることになったのでした。。。
どこで建ててもらうか問題
あっという間に注文住宅へ一歩を踏み出した私たち。
ローンを限界まで組んで(夫のがうくんが)、建物その他(外構とか工事費とか)で2000万未満の予定。
1円でもオーバーすると生活が立ち行かない…
金額的には、ローコスト住宅一択です。
難航しました、HM・工務店選び。
これが、東京在住で東京の家づくりなら、結構選択肢はあったと思うのですが、、、。
2歳のおとなしくない娘(激しいイヤイヤ期です)をかかえて、打ち合わせのために何度も東京へ通うのは、正直つらい!
金銭的にも精神的にも。
となれば、建築会社は
①大手から中堅で、各地に支店があり、打ち合わせをこちらでやってくれるところ
②東京の工務店で、最低限の打ち合わせ、もしくはスカイプやメールで柔軟な打ち合わせをしてくれるところ
2択です。
とりあえず、高額を承知で住宅展示場へ
(大手から中堅のメーカーでお得に建ててくれるHMを探して)
結果から言うなら、ありませんでした。
一番露骨な態度だったのが、住〇林業さん。
アンケートだけ書かせて、後はどうぞ、と案内のお姉さんがいなくなり、誰も出てこなかった…。地元に家を建てるなら、木のいい匂いでどっしりした造り、結構選ばれているのは知っていたのですが・・・あーあ。
その次はヤ〇ダホームズさん。
26坪の建物をお得に建てたい(規格住宅なんかあります?)と私が言うと、
「東京は道が狭いし、まぁ土地の形に規格住宅が合わないことが多いんですよ」
とやんわり、無理だと。
「自由設計もそこまで高くないものありますよ」
(ほかのHMさんよりお得だよ)
と。
でも対応してくれた営業さんが、今すぐ契約までもっていこうとぐいぐいおしてくる方で、私はちょっと怖くなってしまいました。
平日で、がうくんもいなかったし(私だけで決められないよ…)。
それと、ちょうど私が座っていた場所から、壁と天井の一部に、うっすらと亀裂が入っているのが見えて、急にすごく怖くなってしまったのです。
…近いうちにきっとくるという、関東の大地震に備えるためにも、耐震化は外せないでしょ~と思っていたところだったので!!
積〇ハウスさん。
私のお友達周りはみんな、積〇さんです。
高いよ~でも良いよ~と聞くので、展示場で営業さんに聞くと
「坪単価100万ですね」
とばっさり。
ですよね~。土地の安いド田舎でないと、選べない会社だったよ。ここは。
ふぅ~。
そんな感じでえり好みしていると、当然建ててくれそうなHMさんは限られたところに。
前向きに話を聞いてくれるHMさんが少ない中、展示場で好印象だったのが
へーベルさんの
「東京の注文住宅の10棟に1棟はうちなんでよ~」
「頑張って安くなるように考えてみます」
この言葉に、特に勇気づけられました。
東京の人たちがたくさん選んでいる会社だもの、きっと建つ方法があるよね?!
と思ったのです。
2社とも、展示場で店長さんが対応してくださり、住所を伝えると2週間後にプランを作って提案してくれることに!